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第一章---No,1

どこから話せば良いかしら・・
そう、父が2年前に他界し、其の2ヶ月後に出会った今の恋人との出会いから話しましょう。。

彼とは本屋さんで出会った、毎日イライラする日々を過ごす中で、仕事が終わり、本屋さんにふらっと寄ってみたの、そこで見つけて写真集、其れは、ジョルジュ・ドンというバレーダンサーの写真集、其の美しさと芸術の高さは写真から抜け出し私の疲れた心に飛び込んできました。

夢中で見ていると、何やら書籍を探して欲しいと、一人の性がかたことの日本語で定員に話している声が聞こえ、ふと振り返ると、定員は何を言っているのやら分からぬ様子、私は人事に思えず声をかけてみた、
「哲学の●●の本を探しておられるのでしょ?」
其の性は
「YES! ご存知?」

私も哲学の本は若い頃によく読んだので、話しが繋がり、言葉が久し振りに通じる人と出会ったことに少しの喜びを感じたのです。

その場は本屋で哲学について・日本の現状について話しをしお別れしたのですが、1ヵ月後、同じ本屋に出向くと、彼の姿があるじゃない!

彼も私を確認し、お食事でもいつか行きましょうと言う話になった。

約束も私にとっては 「重い」 ものだった・・・・
だから、「又いつか会う機会があれば、偶然と言う私の理解を超えるので、其の時にはご一緒しましょう」とお話しし、その場もお互いの家路に着いた。

日々の忙しさにすっかり其の事も忘れ、半年が経った、半年振りに本屋さんに足を向け、何気なく本を探していると、「Hi!」と背中から声が聞こえた、はじめは、何も思わず無視、そうすると、「Hi!」と・・・・

出会ってしまった・・・・・

振り返るその何秒間の間に、彼の姿を目に入れるまでの何秒間、其の短い一瞬の時間の中で、私の心も頭も目まぐるしく走馬灯の様に考えた・・


「約束はもうしてはいけない」

「人とどうして関係を築くの・・・」

「仕事だけでいいじゃない・・・」

「この人はきっと同じ目をしている、その意味が分かるでしょ・・」

「この人は同じ道を歩いている人・・・・」

「疲れた・・・・」



振り返り見た彼の目は同じ目をしていた・・・・




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